金井山485m
古墳を土塁に取り込んだ本郭、金井山城
城主は金井氏と伝えられている。詳細は不明だが、古くは尼巌城の出城で、その後は、寺尾氏の支城となったと考えられている。本郭は二つに分かれて石垣で区切られており、小さな古墳を壊さずにそのまま土塁に取り込んでいる。本郭と二の郭の間には大きな堀切があり、巨岩などの自然の地形を活かしたつくりとなっている。
「紫石」が産出される岩山、金井山
松代の東北に半島のように突き出している金井山。かつて山際を千曲川が流れており、瀬替えのあと残ったと思われるのが、ふもとの金井池。金井山城のすぐ下に鳥打峠があり、この要所をおさえる意味もあったと考えられる。また、金井山は「紫石」と呼ばれる石材の産地で、岩山である。
金井山城跡トレッキングガイド
往復 約1時間半 ※行き50分/帰り40分
- 旧金井山駅
- (5分)
- 登山口
- (10分)
- あずま屋
- (35分)
- 金井山城跡
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❶ あずま屋
眺めのよい休憩ポイント。水道もある。
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❷ 堀切
大きな岩場など、地形を利用した深い堀切が2ヶ所つくられている。
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❸ 石垣
主郭の手前に石垣が組まれている。
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❹ 本郭
二つの郭に分かれており、南端の高くなっているところに主郭があったと思われる。
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❺ 山本勘助の墓
川中島古戦場の対岸に武田信玄の軍師として知られる勘助の墓がある。
金井山城跡トレッキングMAP
金井山城跡のトレッキング情報をまとめてご覧いただける「トレッキングMAP」をご用意しています。
トレッキングのお供にぜひご活用ください。
金井山アクセスマップ
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車でお越しの場合(PDF)
※工事など諸事情により経路が変更になる場合があります。
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公共交通機関でお越しの場合(PDF)
※時刻表の時刻は変わる場合があります。交通事業者ホームページ等で最新の情報を確認してください。