三登山923m
鎌倉時代初期まで遡る山城、若槻山城
鎌倉時代初期に若槻氏を名のる源頼隆が築き、その後上杉謙信によって整備されたという山城。戦国時代には甲越による争奪戦が繰り広げられた。主郭などの規模は大きく、典型的な山城の遺構がそのまま残されている。主郭から北方には番所があり、山背よりの備えと狼煙台に利用されたものとも考えられている。
北国街道沿いの要衝、三登山
標高923m。善光寺の北東、長野市若槻地区の北に聳える。麓から若槻山城跡、三登山山頂を経て、さらに髻山城跡へと続く全長14km(約7時間)の縦走トレッキングコースも整備。戦国時代は北国街道沿いの要衝で、コース付近の様々な遺構をめぐりながら往時をしのぶ歴史トレッキングを楽しむことができる。
若槻山城跡トレッキングガイド
4.9km(約3時間)コース
- サラダパーク蚊里田
- (約720m)
- ❶ 堂沢出城跡
- (約840m)
- 若槻山城跡
- (約440m)
- ❺ 若槻山城番所跡
- (約530m)
- 坂中口
- (約2,360m)
- 蚊里田八幡宮
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❶ 堂沢出城跡
若槻里城と山城を結ぶ尾根の中間に位置している。平成15年に若槻小学校の児童が発見した。
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❷ 主郭跡
本郭は東西25m・南北55m、土塁や空堀もよく残り、階段状に続く外郭は約30ある。
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❸ 河原石
防御のため、主郭に置き戦闘に備えたそう。
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❹ 堀切跡
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❺ 番所跡
「ばんどこ」と呼び、ここに番兵をおいて、山背からの敵の来襲に備えた。
若槻山城跡トレッキングMAP
若槻山城跡のトレッキング情報をまとめてご覧いただける「トレッキングMAP」をご用意しています。
トレッキングのお供にぜひご活用ください。
三登山アクセスマップ
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車でお越しの場合(PDF)
※工事など諸事情により経路が変更になる場合があります。
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公共交通機関でお越しの場合(PDF)
※時刻表の時刻は変わる場合があります。交通事業者ホームページ等で最新の情報を確認してください。