城跡569m
室町時代「大塔合戦」の舞台、塩崎城
長谷寺の裏山の地形を活かした天然の要害。小笠原氏の一族・赤沢氏の居城で、室町時代初期の「大塔合戦」の舞台の一つとして知られるほか、川中島の戦いの際には、武田方の拠点として重要視された。東西25m、南北32mの主郭を中心に、尾根上に段々に築かれた郭、石垣、土塁などを見ることができる。
小笠原長秀を追い込んだ、大塔合戦
室町時代・応永7年(1400)、善光寺平を舞台に起きた戦い。幕府から信濃国守護としてやってきた小笠原長秀は、その権威を誇示しようと高圧的な政治を行った。それに反感を持った信濃の国人衆は、守護に対して反旗を翻した(大文字一揆)。国人衆の攻撃で傷を負った小笠原長秀は、塩崎城に逃げ込むも大敗し、佐久の大井氏の仲介により辛くも京に逃げ延びた。
塩崎城跡トレッキング動画リポート
※感染症対策を行ったうえ撮影しました
塩崎城跡トレッキングガイド
約50分コース
- 長谷寺観音堂、お参りをしてスタート!
- (上り)
- ❷ 西国三十三観音石仏
- (上り)
- 岩場
- (上り)
- 分岐
- (上り)
- 塩崎城跡(約30分)
- (下り)
- 分岐
- (下り)
- 長谷寺観音堂(約20分)
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❶ 長谷寺観音堂
築300年という立派なお堂。
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❷ 西国三十三観音石仏
山道脇に石仏が並ぶ。
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❸ 主郭
段郭の様子がよく分かる。
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❹ 土塁
主郭の背後にあり、櫓が築かれたという説がある。
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❺ 堀切
尾根を遮断して堅堀に連続している。
塩崎城跡トレッキングMAP
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塩崎城跡アクセスマップ
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